田んぼの学校の先生@古くて新しい農業

田んぼの学校

不耕起稲作による生物多様性の実現とその体験・理解 4章 不耕起稲作による「田んぼの学校」

4 不耕起稲作による「田んぼの学校」 水田に常時湛水しビオトープ化する取り組みの報告をホームページ上で見受ける。水田の半分を常時湛水のビオトープとし、あと半分に慣行農法による稲作を行う「田んぼの学校」の取り組みがある。ビオトープと稲作とを別...
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不耕起水田による生物多様性の実現とその体験・理解 3章 稲作と生物多様性

 3 稲作と生物多様性多くのカエルは水田のような浅い湿地で産卵する。耕起や代掻きなどの撹乱は多くの生物にダメージを与える。水田の生き物は農事カレンダーに結びついた生育を示し、この撹乱を避けてきたのである。 湿田では、冬期から産卵期に入る両生...
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不耕起水田による生物多様性の実現とその体験・理解 2章 「田んぼの学校」のこれまでの経緯

2 「田んぼの学校」のこれまでの経緯2-1 「田んぼの学校」の前身農業の近代化に疑問を感じる人たち、絶滅を危惧される生き物たちを憂う人たち、生産者と消費者・都市と農村・大人と子どもたち・学校と地域の人たちとのつながりの回復を望む人たち、田ん...
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不耕起水田による生物多様性の実現とその体験・理解 1章 はじめに

1 はじめに環境省のレッドデータブックの絶滅危惧種Ⅱ類にメダカが記載され、メダカがにわかに世論の注目を集め、メダカを絶滅から救うための「メダカの学校」運動が日本の各地で取り組まれるようになった。メダカに限らず絶滅を危惧される生物種の多くは水...